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​新しい心理療法とは

問題のことを考えながら特定の順番で経絡のツボを叩くことによってトラウマを解消することができる心理療法です。アメリカの政府機関(SAMHSA)によって、エビデンスのある心理療法として認められています。
手順が簡単な上に、効果が高く、即効性があり(早くて数分)、副作用がなく、ツボの場所や叩き方、順番をセラピストとともに学ぶことにより問題の解消を目指します。手順を学ぶことにより「セルフケア」にも役立てることができることも大きな魅力です。TFTはトラウマ体験によって生じる「感情」の問題で困っている方に特に効果的です。

HRVとは「心拍変動」すなわち心拍数の変化を表すものです。そのリズムは実はメトロノームのように一定ではないのです。安静時でも間隔が早くなったり遅くなったり、心拍と心拍の間隔は、毎回異なり変動性があります。
呼吸で心拍変動(HRV)をコントロールするとストレスに強くなる・・・アライアント国際大学で健康心理学を研究するリチャード・ギバーツ教授は、HRVを上げることが不安やストレス関連の病気を治療することに役立つと考えており、ゆっくりとした規則正しい呼吸によってHRVを上げるプログラムを開発しました。
HRVは、 心理的な回復力や行動の柔軟性の指標でもあります。すなわち、ストレスや困難に対してどれほど柔軟に対応できるか、自己調節力があるのか、回復できる力があるのかを示します。
また、HRVが高いほど、メンタルなパフォーマンスが高くなりやすいことが多くの研究結果で示されており、
上級管理職のパフォーマンスに要求される作業(タスク)を高めたり、スポーツやアートのパフォーマンスを高めたりします。

Body Connect Therapy(以下、BCT)は、愛着理論、ポリヴェーガル理論を下敷きにし、TFTなど海外のエネルギー心理学や東洋医学の科学的な研究、眼球運動、ボディワークを活用していますので、統合的心理療法となっています。BCTの利点としては、BSPやEMDRで適応外で、どうにもならなかったものが、BCTでうまくいったという報告が多くあります。その理由は、複雑性PTSDの臨床から開発され、その効果を揚げる要素が組み込まれているからです。トラウマ、不安、心因性の身体症状を中心に使われていますが、医師や臨床心理士の事例からは、解離性障害、DIDやDDNOSに効果的に適応できることが報告されています。安全で、素早く処理を行えるセラピーとして、さらに発展が進んでいます。

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